放課後等デイサービス施設の利用を決めても、どの施設に通わせるべきか迷ってしまう保護者の方も多いです。
特に都心部や子育て世帯の多い地域の場合、選択肢が意外と多く迷ってしまう場合があります。一つのカリキュラムに特化した放課後等デイサービス施設も少なくなく、子供の得意なことや性格によっては、色々なことにまんべんなく取り組んでくれる施設よりそういったカリキュラム特化の施設の方が合っている場合もあります。
この記事では施設選びに迷ってしまったときに考えたいチェックポイントをご紹介していこうと思います。
通いやすさをチェック
自宅からの通いやすさはもちろん、学校から施設までのアクセスの良さも確認しておきましょう。
大体の施設が、学校から家、家から学校までの送迎を行ってくれると思います。送迎なしの施設はほとんどないと思いますが、学校に近い場合施設から家までの送迎のみの場合もあるのでしっかりチェックしましょう。
送迎があるならちょっとアクセスが不便な所でもいいか…と思ってしまいますが、子供に怪我や病気があったときに施設に呼ばれることもあります。そういった場合を考えて、職場等からのアクセスもいい場所で見つかると尚良いですね。
カリキュラムの内容
施設で行われるカリキュラムの内容もしっかりチェックしましょう。
放課後等デイサービスは基本的に自立支援・日常生活のスキルアップを目的としたカリキュラムなので、宿題の時間、体操などの運動の時間、自由時間等の基本的なカリキュラムは共通ですが、施設によっては美術や運動などに力を入れたプログラムを組んでいる場合もあります。子供の得意分野や好きを伸ばせるような施設があるか探してみましょう。その子が楽しめるようなカリキュラムがあるところを見つけられると良いです。
施設の雰囲気
ホームページやSNSなどで施設の写真や職員の写真を載せている施設がほとんどです。特に見てほしいのが施設の清潔感や明るさ、広さ。施設の内装の印象はそのままその施設の信頼度に直結します。ホームページに写真を載せていないところや、酷い写真を載せているところは論外だと思ってください。
ホームページなどでいくら施設の写真や紹介・職員のプロフィールを見ても、実際に行ってみないと施設の本当の雰囲気は分かりません。施設利用の前には必ず見学や体験入所の機会があると思います。その時にしっかり、実際の施設の雰囲気や職員の雰囲気・子供たちとの接し方などをチェックするようにしてください。